トゲバンレイシ 雄しべの熟期
今朝のやんばるは曇り。
明け方の気温は29℃、湿度は90%オーバー。
朝から空気が濃く感じます。
トゲバンレイシの花が黄色く色付きました。
トゲバンレイシの花は緑の花弁がうっすら開いて、そのままむっつり一週間ほど過ごします。
そして黄色に変色。
緑のうちは雄しべも雌しべも変化無しなので、黄色く変わった時点で開花と判断した方が良さそうです。
花弁を全て取り除きました。
雄しべも雌しべも堅く締まった状態です。
そして二日後の夕方。
突然変化が現れました。
雄しべが伸長して葯が確認出来ます。
花粉が出てますね。
そして三日目の朝7時。
雄しべを触るとパラパラと落下します。
柱頭は花弁を取ったために乾燥してしまいました。
この時点でも花粉が確認出来ます。
雄しべが熟して花粉が出るのは緑の花弁がうっすら開いてから約10日後、黄色く着色してから3〜4日後。夕方から花粉が出て朝には落ちてしまいます。
これで雄しべの熟期は分かりました。
しかし、雌しべの受粉タイミングは謎のままです。
関連記事